≪実は葉酸は2種類あるんです≫天然葉酸と合成葉酸の違いをみてみましょう

2017/01/21

葉酸と一言で言っても、実は2種類あります。天然葉酸と合成葉酸です。

      目次

    1. 天然葉酸
    2. 合成葉酸
    3. どちらの摂取がいい?
    4. まとめ

天然葉酸

まず1つ目の天然葉酸ですが、これは食品に含まれている葉酸の事で、そのほとんどがポリグルタミン酸型となっています。このポリグルタミン酸型の大きな特徴は、このままの形では体内に吸収されないという事です。

体内吸収

体内に吸収させる為には、まずモノグルタミン酸に小腸内で変化させなければいけません。

そのため、食品にも葉酸は含まれているのですが、実は体内に吸収される事が少なく、結果的に吸収されなかった物はそのまま体外に排出されてしまうのです。

合成葉酸

次に2つ目のは合成葉酸ですが、これはサプリに利用されている事が多い葉酸で、既にモノグルタミン酸型になっています。

そのため、天然葉酸に比べると吸収しやすい形となっているため、少量の摂取でも必要な摂取量を満たす事が出来るというのが大きな特徴です。

ただモノグルタミン酸型に関してはその形で食品の中に含まれているという訳ではない為、人工的に作る必要があります。人工的に作った葉酸、成分を合成する事によって作った物、と言う事なので合成葉酸と呼ばれています。食品から抽出する時に比べるとはるかに作りやすいので、葉酸サプリの安定供給にも一役買っています。

ただ、市場に出回っている葉酸サプリが全て合成葉酸でできているという訳ではありません。実際には天然葉酸を含んでいる製品も有ります。

どちらの摂取がいい?

このように見てみると、結局天然の方が良いのか合成の方が良いのか分からないという人も出てきてしまいます。

では実際にはどちらを摂取する方が良いのでしょうか。
現在、厚生労働省の方から摂取を推奨されているのは合成葉酸の方です。

葉酸の摂取の目的の一つが、妊娠初期の胎児の催奇形性防止となっていますが、その効果が期待できると現時点で明らかになっているのがモノグルタミン酸型となっているからです。

そのため、まだ食品から摂取できる天然葉酸の方に関しては十分な科学的根拠が示されていないというのが現状となっているため、合成葉酸の方が推奨されている理由です。

天然か合成のサプリ

ただ、天然葉酸であっても、合成葉酸で合っても、1回摂取すればそれで良いという物ではありません。まずは継続して利用する事になります。

現在、葉酸の摂取量は1日辺り400マイクログラムを基準としており、さらに合成葉酸の場合は1日辺り1300マイクログラムから1400マイクログラムまでと言う事に定められています。

まずは安定して摂取し続けて、葉酸の成分が体の中にずっとある状態にしなければいけません。とはいっても、たくさん摂取すればより効果が期待できるという物でもないというのが葉酸の注意点です。

実際に催奇形性の防止効果が期待できる葉酸ですが、過剰摂取にはどうしてもリスクが伴ってしまいます。例えば発疹、発熱、痒み、呼吸困難などです。また亜鉛の吸収を阻害してしまう可能性もある為、たくさん摂取すれば良いという訳ではなく、1日の基準量を守って摂取し続けなければいけません。

まとめ

葉酸自体は妊活中や妊娠中に利用している人も多くなっています。

妊娠中にも利用

ただ、食品からのみで安定して摂取する事は難しいという事やサプリの過剰摂取にはリスクが伴うという事を予め自分の中でもまとめて理解してから利用する方が安全です。

とはいっても、実際にサプリを利用する場合は過剰摂取等を心配する必要は殆どありません。通常葉酸サプリを製品に記されている通りに摂取すれば、1日当たり400マイクログラムの摂取で抑える事が出来るからです。

だからたくさん摂取した方がより効果が期待できると言って飲みすぎず、まずは自分の利用しようとする製品に記されている用量用法を守って正しく利用すれば過剰に心配せずに安心して利用し続ける事が十分可能となっています。

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