不妊や妊活中の男性は葉酸を摂取した方がよいのでは?

2017/01/21

葉酸と言えば、妊活中や妊娠中の女性が摂取するイメージが強いとされていますが実は男性も摂取するべき栄養素ということはご存知でしょうか。

      目次

    1. 男性の摂取による効果
    2. 染色体異常の存在
    3. 男性の葉酸摂取不足
    4. 摂取目安量と注意点
    5. 一緒に一つのことに取り組む
    6. まとめ

男性の摂取による効果

なぜなら、不妊の原因は女性だけに限ったことではなく男性が原因で不妊になることもあるとされているからです。

もちろん女性と同じ量だけ摂取することはないですが男性が摂取することで胎児の成長や先天性異常の発生を下げるなど様々な効果が期待できるとされているのです。

異常リスク軽減の効果

子供を授かるのであればできることなら健康で何の障害もなく生まれてきてほしいと思うのは親であれば当然のことと言えますが、男性が葉酸を摂取すると葉酸を摂取しなかった男性に比べて染色体異常のリスクが軽減する効果があるとされています。

葉酸が不足することで考えられる異常は、染色体異常の他に奇形児の一種である神経管閉鎖障害が生じるとされていますので、健康な赤ちゃんを作るのにはその元となる細胞の質も高めることも大事なことと言えます。

【関連記事】葉酸不足による胎児やママへの影響を考える

染色体異常の存在

実は、健康な男性の精子の中にも1~4%は染色体異常があるものが存在するとされています。

せっかく着床したとしても染色体異常を起こしている精子が受精してしまうと、そのまま流産してしまう恐れやうまく出産まで育ったとしても障害を持つ子供が生まれる可能性も高くなります。

葉酸は、精子の染色体異常を軽減する効果があるために、結果的に健康で運動力の高い精子が女性の卵子と受精して着床する効果も高くなるとされているのです。

【関連記事】男性は逆算し3か月前から葉酸摂取で良質な精子を

もちろん、男性の葉酸不足が必ずしも染色体異常や神経管閉鎖障害が起こるわけではありませんが葉酸不足によって奇形児が生まれたり障害を持つ子供が生まれる一因になっていることは確かと言えます。

そのため、いくら奥さんがたくさん葉酸を摂取していたとしても、夫である男性側が意識して摂取しないことには染色体異常や神経管閉鎖障害のリスクは下げられないと言えます。

また、夫婦ともに葉酸を摂取している男女と女性側だけが摂取しているカップルとでは妊娠率にも差が出ると言われています。

男性の葉酸摂取不足

女性においては、一日の摂取目安量が多ければ多いほど受精率や妊娠率が高まり出産率も20%ほど上昇するとされていますが、男性が葉酸不足の場合には男性の精子のDNA細胞の情報をうまくやり取りできないために奇形児が生まれる確率が高まったり受精率においても低くなるとされています。

葉酸の積極的摂取

つまりは、男女ともに葉酸を積極的に摂取することで奇形児が生まれるリスクが低下するほかに受精率や妊娠率も高まることから、男性も積極的に葉酸を摂取していくのが望ましいと言えるのです。

摂取目安量と注意点

では、男性は一日に摂取するのが望ましい摂取目安量はどのくらいなのでしょうか。

男性も積極的に摂取

葉酸は、食べ物からでも摂取できますが摂取目安量分を食べていくのは無理がありますしそれだけでは不足してしまいますので葉酸サプリで補うのが効率が良いと言えます。

男性の摂取目安量としては、女性の一日の目安量の半分である240マイクログラムが良いとされています。

ただ、注意点として女性が妊娠を希望する1か月前から摂取するのが良いとされているのに対し、男性の場合は染色体異常のリスクを下げて良質な精子を作ることも考慮した上で妊活の3か月前から摂取するのが良いとされています。

葉酸の良いところは、生殖体以上のリスクを軽減するだけでなく夫婦が子供を持つ上での絆を強くしてくれる効果も期待できるところです。

一緒に一つのことに取り組む

女性は妊娠を希望するのなら積極的に葉酸を摂取するように求められ実行している人は多いですが、男性の場合は自分から積極的に葉酸を摂取する人は少なく、女性に勧められて摂取する人が多いかと思われます。

妊娠率を高める効果が期待できるならば自分から進んで摂取する男性もいると思いますが、奥さんである女性ばかり一生懸命になって摂取しているのに夫である男性があまり積極的に摂取していないと本気で子供も持ちたいのか疑問に思ってしまう女性も少なくありません。

夫婦で協力

加えて、なかなか妊娠しないことで女性が焦りを感じていることもあるため、一緒に葉酸を摂取することで夫婦ともに子づくりに向けて邁進している気持ちが高まり、子供の親になるという心構えや夫婦で一緒に頑張って一つのことに取り組んでいくことで女性も安心できる作用が期待できると言えます。

女性が妊娠しないことにいら立ったりストレスを感じていると、返って妊娠が遠ざかることもあるので、気持ちを落ち着けて子づくりに励むためにも夫婦ともに葉酸を摂取していくのは最適な方法と言えるのです。

不妊は女性側だけでなく男性にも可能性があると言えますが、どうしても女性に原因があるのではと考えてしまいがちです。

親として夫婦として一緒に取り組む

しかし、男性も積極的に葉酸を摂取することで妊娠を女性側の責任として押し付けるのではなく、親として夫婦として一緒に頑張っていく最初の取り組みが葉酸を摂取することと言えます。

まとめ

妊娠率や受精率を高めて染色体異常のリスクを低下させるためだけでなく、妊娠する女性側の気持ちを安定させ子供を持つ前から夫婦ともに足並みを揃えて取り組んでいくためにも、男性が葉酸を摂取することは必要不可欠と言えます。

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